今昔物語ホラー譚/堤中納言物語

今昔物語ホラー譚 古典文学リライトシリーズ

サムネイル

古典文学には現代の小説を凌駕するほどの優れた作品が多数存在しますが、多くの作品は手に取ることも理解することも難しくなっています。いわば私たちは、優れた作品の宝庫を有しながらも、それらを鑑賞できない状況にあるのです。

そのため「彩BOOKS」では、古典文学を誰にでも理解し、楽しんでもらうために「古典文学リライトシリーズ」を刊行することにしました。珠玉の作品を選び、そのエッセンスを生かして現代風にアレンジしたものです。エンタメとして書き直していますので、「古文を面白い」と思い、原典となった作品に興味を持っていただければ幸いです。

今回は「今昔物語集」から二つの怪異譚を選んでみました。
ぜひ本書をお楽しみください。

堤中納言物語:虫めづる姫君 はいずみ

サムネイル

古典文学リライトシリーズの2回目となります。

今回は「堤中納言物語」から人気のある「虫めづる姫君」と「はいずみ」をお届けします。
「堤中納言物語」は、平安時代後期から鎌倉時代初期にかけて成立した短編物語集です。恋愛を主軸に、ユーモア、機知、風刺を交え、王朝貴族の生活や人間の機微を軽やかに描いており、近代短編小説の先駆けとも評されています。

ただ口語訳を読むだけでは、面白さやテーマが伝わりにくいので、本書では現代風にリライトしています。