神隠しの村 遠野物語異聞

大正5年8月―。3人の子供が神隠しに遭った。佐々木喜善の要請を受け、遠野の里を訪れた柳田国男は、自らの推理のもと、捜索隊を率いて早池峰裏詣の道筋を辿るが…。果たして山の神・三面大黒にさらわれたのか、はたまた異人の仕業なのか?いま、遠野の“真実”が明らかになる。